ヘルスケアへの道

learning → study → research でいうと 今は learning 状態です。

3. 読点の付け方 簡単な説明と錬成問題

ぼっち学習サポート
小5〜6年生、ご父兄、初等教育関係者向け 

 

先日、小学6年生の読点付け方指導時に、やっぱり錬成量がもっと必要だなあと実感したので、簡単な説明と錬成問題を作ってみました。実際に適用効果を高めたい場合は、ある程度の問題をした上で、ここでの問題に取り組みましょう。

 

読点付け方」がある国語問題集 →  出口式 はじめての論理国語 小6レベル


<<読点の付け方>>
1、長くなった主語の後に打つ。
「高いところが苦手な鈴木さんは、すぐに帰った。」

2、文頭における「そして」「しかし」などの接続詞、「ときどき」「もっと」など副詞の後ろに打つ。

「なぜなら、佐藤さんは鈴木さんにだまされていたからです。」

読点がなくても問題がないように思えますが、あった方がよりわかりやすく、すんなりと頭に入ってきます。

3、重文、複文のつなぎの部分に打つ。
主語と述語が一文内に二つ以上含まれるものを、重文か複文といいます。文が二つも入っているわけですから、読点で分けないと読み取りづらくなります。

重文」の場合
「佐藤さんは川遊びを提案し、鈴木さんは山登りを提案した」

複文」の場合
「鈴木さんが高所恐怖症を克服したことを、佐藤さんは知った」

4、意味が二重に解釈されてしまう場合に打つ。

読点がないと意味が二通りに解釈されてしまう文には、読点が必要です。


<<ポイントは>>
上記4の 『意味が二重に解釈されてしまう場合に打つ。』 について錬成が必要です。ここでの錬成問題は、このポイントに準じたものです。

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※写真は記事とは関係ありません、段落分けとして貼り付けています。
>>>>>>ココから 問題です。

 

問題
1から10の文を読み、かっこ内の条件にしたがって読点を一つ打ってください。語順は変えない。

1.見上げるような杉の木がある神社をたずねた。(見上げる対象は神社)

2.机の上の貝に似たパンを食べた。(机の上に貝はない)

3.犬は必死になって逃げるウサギを追いかけた。(必死なのはウサギ)

4.わたしは太郎と花子の家をさがした。(さがしたのは 太郎と花子の家)

5.わたしは太郎と花子の家をさがした。(さがしたのは 花子の家)

6.火事を知らせる村につるしてあった半鐘がなくなっていた。(火事を知らせるのは村ではない)

7.小さいかごの中の鳥がいなくなった。(鳥は小さい)

8.猟師は立ちあがって近づくヒグマに狙いをさだめた。(立ちあがったのはヒグマ)

9.    佐藤さんはバンジージャンプしながら笑っている鈴木さんをにらんだ。(佐藤さんがバンジージャンプしている)

10.  佐藤さんはバンジージャンプしながら笑っている鈴木さんをにらんだ。(鈴木さんがバンジージャンプしている)

 

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※写真は記事とは関係ありません、段落分けとして貼り付けています。
>>>>>>ココから 答えです。


解答
1.見上げるような、杉の木がある神社をたずねた。 

2.机の上の、貝に似たパンを食べた。

3.犬は、必死になって逃げる兎を追いかけた。

4.わたしは、太郎と花子の家をさがした。

5.わたしは太郎と、花子の家をさがした。 →「わたしは太郎と」 「花子」を分離

6.火事を知らせる、村につるしてあった半鐘がなくなっていた。 → 「火事を知らせる」 「村」を分離。実際の校正では 『村につるしてあった火事を知らせる半鐘がなくなっていた。』となるでしょう。

7.小さい、かごの中の鳥がいなくなった。  → 「小さい」「かご」を分離。実際の校正では 『かごの中の小さい鳥がいなくなった。』 となるでしょう。

8.猟師は、立ちあがって近づくヒグマに狙いをさだめた。 

9.    佐藤さんはバンジージャンプしながら、笑っている鈴木さんをにらんだ。

10.  佐藤さんは、バンジージャンプしながら笑っている鈴木さんをにらんだ。

 

わたしの実施経験からすると、基本がわかってきていれば、9割とか満点とれるはずです。

 

<<わたしが使っている書籍は?>>
出口式 はじめての論理国語 小6レベル ← 国語教育で有名な出口先生の本


以上 ぼっち学習サポートでした@